相続財産の確定は具体的にどのようにすればいいのですか?
はい、まず、相続財産の対象となる財産は、被相続人(故人)が所有していた
すべての財産で、不動産、預貯金、有価証券、書画骨董、車、身の回りの物、
と、多種多様です。
ここでは、主に不動産ですが、確定するのは思っているよりは大変な作業です。
*先のQ&Aでの相続人確定と同時並行する作業が必要です。
*遺産分割協議が済んだ後に新たな相続財産が見つかるなど、相続対象財産に
漏れがると、再度、分割協議をやり直さなければならないので、相続対象財産
を漏れなく確定することはとても重要です。
専門家に調査を依頼することをおすすめします。
*また、相続とは被相続人の財産上の地位を受け継ぐということです。
借金のようなマイナスの財産、借家人としての地位、訴訟の原告の地位、
なども相続の対象となりますので注意が必要です。