登記簿の構成はどうなっていますか？

はい、登記簿は、

・表題部…表示に関する登記

・権利部…権利に関する登記（甲区・乙区）

から成り立っています。

上記のように登記簿は表題部・甲区・乙区の三つの部分から構成されています。
甲区には、所有者に関する事項が記載されます。（差押えも甲区に記載されます。）
乙区には、抵当権に関する事項が記載されます。

甲区・乙区に関する登記がないときは、該当する部分がないということです。
つまり、所有権保存登記がされていない場合には、甲区がありません。
抵当権の設定権がなければ、乙区がありません。ということです。

表示に関する登記をしなければ、権利に関する登記をすることはできません。