契約の中で授受される金銭はどんな種類がありますか?
はい、主に取引の流れに沿い、各段階ごとに下記のようになります。
・契約締結以前…申込証拠金、申込金、予約金、手付金、内金
*契約手付金は契約に至らない場合には原則として返還されます。
*通常の取引では、申込金、予約金、の名称で授受が行われる
場合が多いです。
・契約締結時…手付金、内金
*契約時に授受される金銭は、その名称と性格が契約書に記載されます。
通常、内金の授受のケースは、あまりないのですが、取引の内容により、
授受されるケースがあります。
あるいは、取引金額が10%以内であれば、手付金として、解釈されますが
手付金が10%を超えた場合は、超えた部分は内金の範疇に解釈される場合
が妥当です。
*この段階での、授受された手付金・内金は売買代金の一部となります。
・契約時から代金決済・引渡しまでの間…内金、中間金
*契約時から最終的な代金決済の間に、代金の一部として内金の授受
される場合があります。中間金とも呼ばれます。
取引金額が大きい場合などに段階的な取引で授受される場合があります。