景観法による規制とは何ですか?
はい、景観法は平成16年12月に施行されています。
景観計画区域が指定されます。
簡単に概要としては、
景観計画区域とは、すでにある良好な景観を保全する必要がある区域、
あるいは、地域の自然、歴史、文化等からみて良好な景観を形成する
必要があると認めれる区域です。
区域内での建築物の建築にあたり届出をし、不適合のものについて勧告
による規制がされます。
、
景観行政の主体となるのは、主に地方公共団体になります。
良好な景観形成の基本となる景観計画を定め、計画の中で景観区域
を指定します。
また、景観計画区域内の景観上重要な建物・工作物を、景観重要建造物に指定
して、現状変更に制限を加えるとともに、条例により、建築基準法の
建ぺい率・斜線制限等を緩和することができます。同様な趣旨で景観重要
樹木を指定し、代切等の制限を加えます。
*地域により違いますが、二重行政を避けるために
・政令指定都市および中核市の区域では、その市。他の区域では、都道府県。
・その他の区域では都道府県。
・景観行政を積極的に推進したい市町村は、都道府県と協議をし、
同意を得ることにより景観行政団体となることができます。
ちなみに宇都宮市では、市町村が景観行政団体に該当します。