固定資産台帳の縦覧とか閲覧とは何ですか?
はい、例えば次のような時に縦覧、閲覧を確認します。
・縦覧の目的
所有不動産の課税内容を確認する(所有者=納税者)
借りている不動産の課税台帳記載内容を確認する(借地人・借家人)
固定資産課税台帳の縦覧とは、市区町村が、固定資産税の課税決定に先立ち、
課税台帳の登録事項(価格等)を所有者に見せ、不服がある場合には、申立て
の機会を与えることです。(通常、毎年4月頃から一定期間縦覧が可能です。)
課税台帳の登録事項に不服がある場合には、審査の申出ができます。
(申出ができる期間は、縦覧開始の日に始まり、納税通知書を受け取った日から
一定期間までです。)
土地価格等縦覧帳簿の記載内容は、所在地番、地目、地積、価格(評価額)で、
家屋価格等縦覧帳簿は、所在、家屋番号、種類(用途)、構造、床面積・価格
(評価額)です。(所有者の住所、氏名は記載されません。)
期間は限定されますが、費用的には無料です。
詳細はご所有の不動産が存在する市町村にお問合せください。
・閲覧
自分の不動産の固定資産評価が適正かどうかを、ほかとの比較のうえ
判断するために閲覧する
平成14年に呼び方が「縦覧」➡「閲覧」に変わりました。借地人や借家人も
あらたに自分が借りている土地、建物につき、固定資産課税台帳を閲覧でき
るようになりました。
「閲覧」の場合には、いつでも閲覧が可能です。
閲覧の場合は見るだけでなく、課税台帳の写しの請求が可能です。
(正式名称:固定資産課税台帳登録事項証明書)
費用的には、期間内は無料ですが、期間外は有料です。
詳細はご所有の不動産が存在する市町村にお問合せください。