用途地域とは何ですか？

はい、都市計画法では、用途地域ごとに建築できる建物の用途を制限しています。
地域ごとに建築できる建物をなるべく集めて、規制がし易くなるように
用途地域の指定が行われています。
（これは、市街化区域の無秩序状態になり、街並みが台無しになることを防ぐためです。）

用途地域とはそこに建てられ建物用途の制限だけでなく、建ぺい率、容積率、
高さ制限なども制限されます。

また、用途地域は大きく、住居系、商業系、工業系など12の地域に区分されます。（下記記載）

・第一種低層住居専用地域
・第二種低層住居専用地域
・第一種中高層住居専用地域
・第二種中高層住居専用地域
・第一種住居地域
・第二種住居地域
・準住居地域

・近隣商業地域
・商業地域
・準工業地域
・工業地域
・工業専用地域

＊住居「専用」といっても住居しか建てられないわけではありません。
＊「第一種」よりも「第二種」の方が規制がゆるいです。
＊「商業地域」にはオフィス街も入ります。
＊新しい造成団地などは、先に用途地域を決めることにより、地域内に建つ
　建物の用途を誘導していくケースもあります。