容積率とは何ですか?
はい、
容積率とは、建物の延床面積の敷地面積に対する割合をパーセントで示したものです。
建物延床面積 ÷ 敷地面積 × 100 が計算式です。
容積率は、各用途地域に応じて下記の数値以下と定められています。
下記に定めらた数値が指定容積率といいます。
*例えば指定容積率200%の地域であれば、200㎡の土地に延床面積400㎡までの建物が
建てられるはずなのですが、実際には接面する道路の幅員等により、指定容積率
いっぱいの建物が建てられるとは限りません。
・第1種および第2種低層住居専用地域 50、60、80、100、150、200
・第1種および第2種中高層住居専用地域 100、150、200、300、400、500
・第1種および第2種住居地域、
・準住居地域 100、150、200、300、400、500
・近隣商業地域
・準工業地域
・商業地域 200~1,300(100きざみ)
・工業地域
・工業専用地域 100、150、200、300、400
・用途地域の指定のない区域
(都市計画区域内) 50、80、100、200、300,400
*平成13年5月施行の改正法で、用途地域の指定のない区域(都市計画内)での
建ぺい率70%、容積率400%の原則がなくなりました。
このように法律の改正やさまざまな条件により容積率が緩和される場合があります。
建築計画の時点で、各市町村の建築指導課、依頼される建築士とご相談ください。