借入するときの金利の考え方とは何ですか?
はい、金融機関(銀行)から、融資を受ける場合にどうしても
金利を考えなければなりません。
金利には主に固定金利と変動金利がありますが、
・固定金利とは、ある期間中の金利を一定に定めてしまい、
固定した金利を適用することです。
その後の経済情勢が変化して
*貸出金利が上昇すれば借りては得をします。
*貸出金利が下がれば借りては損をすることになります。
・変動金利借りる場合は、金利の上昇に注意しなければなりません。
平成時代の金利の変化は1%台~8%台の幅で変動していました。
ちなみに、1,000万円を期間20年で借りると、元利均等による毎月
の返済は2%で5万円、8%で約8.4万円と大きく変わります。
・収益物件等をローンで購入した場合に金利により、収支が変わり
ます。計画時における金利の考え方は長期的動向を見通して慎重
に行う必要があります。今、令和2年ですが、金利は低い状態が
続いています。金利が低い時に事業収支計画を立てる場合、
現在の低い金利条件でどうにか採算が取れるような事業計画は、
金利が上昇した時に採算割れになる危険性があります。
金利が上昇ときの返済計画も想定して考える必要があります。