売主が登記名義人と異なる場合の解釈とは何ですか？

売主が登記簿上の名義人と異なる場合などは次のケースが考えられます。

・他人所有の物件を売る場合

＊最終的には真の所有者の同意・了解がなければ、契約を解除することに
　なります。その場合の期日・解除の条件等の項目を付記しておかれると
　良いでしょう。

・相続が終わっている場合などで、まだ名義変更の登記が未登記の場合

＊相続登記が済んでいない物件を売買する場合には、
「売買対象物件が相続後未登記であり、現在の登記名義人である〇〇〇〇より
　売買契約の決済時（代金の支払いと所有権移転の期日）までに、相続登記を
　完了しておくものとする。」等の文言（項目）を追記しておくと良いでしょう。