個人の所得はどのように分類されますか？

はい、個人の所得の分類として以下の１０種類に分類されます。

①事業所得…小売業、卸売業、不動産業（不動産の貸付を除く）サービス業、製造業、
　　　　　　農漁村業、自由業等の事業活動で得た利益、

②不動産所得…土地・建物等を貸して得た地代・家賃・礼金など

③利子所得…公社債および預貯金の利子など

④配当所得…株式の配当および証券投資信託の分配など

⑤給与所得…給料、賞与など

⑥退職所得…退職手当

⑦山林所得…山林を伐採して、譲渡したりときの所得、山林を売買した場合には材木部
　　　　　　分のみが山林所得で土地部分は譲渡所得

⑧譲渡所得…土地・建物や借地権などの譲渡による利益、株式等の譲渡による利益

⑨一時所得…クイズや懸賞の賞金、競馬の払戻金、自分で掛金を払った生命保険の満期
　　　　　　による一時金、借家人の受取った立退料など

⑩雑所得…上記以外の所得、内職など事業といえない規模のもの。個人に対する貸金利子
　　　　　など。

があります。

このうちの不動産に関する所得としたは、

①不動産所得、②譲渡所得、③山林所得、④一時所得　

が該当します。