住宅性能表示制度とは何ですか?
住宅性能表示制度とは、住宅にについて客観的な評価(格付け)をして
その結果を公表する制度です。
中立的な第三者機関である指定住宅性能評価機関が、評価をし、証明書を
発行します。
評価の対象となる性能とは、具体的には、構造の安定性、火災時の安全性、
省エネルギー性、遮音性、高齢者への配慮の程度などです。
この制度により、需要者は、取得しようとする住宅の品質についての情報を
入手でき、供給者は、供給する住宅の信頼性を確保することができます。
また、この制度を利用するかどうかは任意であり、義務ではありませんが
住宅性能評価がついた住宅については、住宅取得者と供給者との間に紛争が
生じたときは、弁護士・建築士などで構成する紛争処理機関が調停・仲裁・
あっせんを行います。