天皇賞(G1)を見てて思う、不動産の探し方

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2020年05月03日

天皇賞(G1)を見てて思う、不動産の探し方

G.Wの真っ只中ですね。
今年は、コロナの影響で自宅待機をしている方が多いのではと思われます。
そんな中、春の天皇賞が行われていました。
 


単勝1番人気の⑭フィエールマンがゴール前で差し切って勝ちました。
 
 

皆さんは、競馬を観戦されたことはありますか?
あるいは、勝馬投票券(馬券)を購入して遊んだことはありますか?

え!、競馬で生計をたてている?

競馬で生活されている馬券生活者の方は別にして、一般の方は、単にどの馬が勝つか当てて、
少額の馬券を買って楽しむ方が圧倒的だと思います。
それが健全な楽しみ方です。

ぜんぜん、こんな話(競馬)に興味がない方は、ごめんなさい。
どうか、ぺージを閉じて、他のサイトで情報をお探しください。
申しわけないです。 

あれは、昭和60年~平成初め頃です。
私には、多額の借金がありました。
うちの死んだ親父が事業をしていていました。
人の良かった親父は、手形のパクリに会い、それからというもの事業が急激な速さで傾き堕しました。
当時、学生だった私も、実家に戻り、家業の手伝いをするも無力で、
結局、倒産。
会社の役員になっていた私は 多額の借金を抱え込むことになりました。
(その後、親父は病気でなくなり、私が何とかしなければなりません。) 

長くなります(それに思い出すのは酷です)ので 省略しましが、

結局、多額の借金はまともに働いていたのでは、返済は無理と未熟な青年が行きついて場所は
ギャンブルでした。

その中で、競馬で裏のシンジケートの一部を体験しました。
 

そこには、大金が飛び交います。
 
 

闇の中から現れて、馬券を購入、そして、換金して、また闇の中に去っていくといった具合です。
 
彼らの頼りにするのはもちろん情報です。 

レースの数日前から、美浦(茨城県)のトレーニングセンター、 栗東のトレセンなどに
明方の4時前に張込み、情報を取得、自分の目で見て、確認し、さらに情報を精査して
確認した上で、さらに調教師(トレーナ)、厩務員、記者などのコネを頼りに馬の勝負気配
を 再確認して、かなり精度・確率の高い答えを導き出します。
それを特上の情報として、華僑や社会的に地位の高い人(日本人)たちに売るなり、献上する
のです。(確率的には90%以上で、通常の商売より割のいい稼ぎでしょう)
*トレセンとは、競走馬のトレーニングを行う、練習場所。
 
ちなみに、例えば、騎手や調教師等などに直接、聞いても意気込みだけであたり馬券など分かりませんし、当たりません。 しかも、騎手や調教師は馬券を買えば違法行為です。
よく、スポーツ新聞の広告掲載されている予想業者もしかり、完全に詐欺のものもあります。 

そんな行き詰った折に私は運が良いのか、知人のコネでその情報の欠片程度ですが、知ることが
できる時期がありました。
4桁近い配当にほぼ有り金の数十万を賭けて、結果を待ちます。
 
 
(もちろん、完全にすべてのレースが的中したわけではないですが) 
こんなことが、短い期間に何回か繰り返すチャンスがありました。 

もちろん、こんないい話が続くわけもなく、いつのまにか、情報を運んでいた知人は姿を消しました。
でも、お蔭様で、借金がかなり軽減されて、酷な取り立てからは解放されました。 

私にとって、嫌な時期でもありましたが、今では、懐かしい記憶です。
こんな経験から私は、不動産の任意売却や競売時での債務者の気持ちが理解できます。 

不動産の投資を考えている方にとっても、結局、いきつくところ、情報です。
居住用の不動産をお探しの方には、あまり、ピンと来ないかもしれません。
また、必要もそれほどないでしょう。せいぜい、土地探しの時ぐらいでしょうか。

内に入らなければ、すべては外側です。

不動産業界だけでなく、 すべての分野で言えます。

一元のお客さんが物件を探しに知らない不動産屋に初めて、訪問しても、おそらく、広告媒体で出回っている
物件を紹介されるのが関の山なのではないでしょうか?

確実な良い情報には、おそらく当たれないでしょう。 

コロナの件でも、マスコミは大衆を騒がすばかりで本当の真実の情報は報道されてないでしょう。 

弊社でも同様なのかも知れません。
外にいる方に、いきなり、大切なモノ(情報)は提供できないと思います。
提供するのが怖いのだと思います。

私が、競馬で確率の高い情報提供に巡り会えたのも、たまたま知人がいただけではなく、おそらく、必死な思いがあったからだと思います。 瞬間的にはありますが、内側に入れた状態の中にいたのかも知れません。

不動産をお探しの方・売却を予定されいる方もしかり、内側に入ることをおすすめします。
 
長くなってしまいました、

ちなみに、私は、競馬はたまに観戦する程度です。(冷めて見る程度です。)
ただ、思い出の葦毛(アシゲ)の好きな、サラブレッドいます。

擬人的な見方で、私が目標にしている馬なのかも知れません。
通常、競争馬はデビューしてから勝ち進んで若駒のエリートコースを目指します。
J.R.A(中央競馬)で言えば、皐月賞(G1)→日本ダービ(G1)ーや→菊花賞(G1)
人間に例えると、灘高やラサール→東京大学・京都大学→官僚や1流企業のコース でしょうか。
90%以上の馬は血統や育ちの良い馬 で幼少時のセリ市場で相当な高額な金額(億を超える金額)で 落札されます。

国会議員でも2世・3世が多い人間の社会と似てませんか? 

そんな中で、デビュー戦はぜんぜん走らず、もちろん、エリートコースなどは程遠い、ドロップアウトした馬がいます。当然、血統や育ちも悪い、セリ市場でも200万~400万でも誰も買い手がなくウロウロしていた馬がいます。
人間でいえば、40歳ぐらいまで何をやっても失敗だらけのダメダメ人間で、うだつも上がらず、社会的にも役立たず、女の子にもまともに相手にもされない。最低な男。 
 
 そんな馬が、歳を増しながらも、どんどん勝ち続け、やがて古馬最高峰のG1レース、
天皇賞(春)・天皇賞(秋)を春秋連覇します。
のちに国民的にも有名になった馬(オグリキャップ)も境遇は同じでした。
オグリキャップも強かった。

それよりも強かった馬がいます。

タマモクロスです。 
 
私は、おそらく、この馬を一生負かすことができないで人生の幕を閉じるでしょうが
タマモクロスをとても尊敬しています。
  

 

昭和63年 天皇賞(秋) 東京(芝) 2000 m 

1着:タマモクロス(南井騎手) 2着:オグリキャップ(河内騎手)  

 


                 byエステート丙(ひのえ)since 2014 
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