ベージュマスクの妖艶なお客様が・・・

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2020年06月25日

ベージュマスクの妖艶なお客様が・・・

雨季ですね。

毎年、この時期になると弊社の事務所は少し、華やかな気分になります。

弊社は、今年の6月で6年目になります。

弊社の玄関前には、目隠し的な役目をしている樹木が植えられています。

最初から、植えられていたのですが、途中で枯れてしまいました。

     

 
おそらく、これ以上の成長をすると、道路の通行に妨害になると思ったのか、

管理会社が私の知らない間に、枯葉剤を散布したのだと思われます。

しかし、同時に、私がここに居ついてから、わたしにべったりと付いてきた生き物が

あります。わたしがここに来たのと同時に急に出現し、いつのまにかに成長したようです。 

枯葉剤で身ぐるみ脱がされた枯れ木に覆いかぶさるように、色艶を齎しています。

    


枯葉剤でやられてしまっている樹木たち、病み上がりで枯れ木同然でも頑張っている私の人生のような、

樹木の一生に最後に花向けに覆いかぶさって、
やさしく包んでくれる花々たち。
 
いいな~ 私を見守ろうと一緒に付いてきてくれたんだ。私のポケットに花粉が忍び込んでいた
のかも知れない。 私は、幸せものだ~ ・・・ なんて、妄想に耽っている、そのとき、

まてよ

よ~く見ると   

なんか、怪しい、確かに花は綺麗だ。でもなんか怪しい。何か企んでいるような。

2~3日前のことを思い出していました。

「探してほしい」?と電話をいただき、内容も確認できないうちに即効で来店されたお客様がありました。
コロナ禍の中、ベージュのマスクをして、

 (写真はイメージです。)
 
華やかな服装に身をまとい、ハットを手に持ち、まさにアップダウンガールのような奥様?か
私に見せつけるようにか、でも、何気なく、ルイベットン(ルイ・ヴィトン)のハンドバック。
 
 (写真はイメージです。)
 
この花のように、女盛り真っ只中の とても綺麗な方でした。

まさか、江曽島界隈に住んでいたりして?などと思いながら、コーヒーを入れながら、

「何か、お探しなんですか?」 

貴婦人「栃木はしばらくぶりです。ここ、(事務所)雰囲気変わりましたね?」

「え!?そうでしょうか?」

貴婦人 「震災の時は、お世話になりました。覚えてますか?」

「震災?10年前の東日本大震災のことですか?」

貴婦人「ええ、あの時はご依頼して良かったと、本当に感謝しています。
    おかげで見つかりましたの。今回、また探してほしいんです。
    埼玉にいるのはわかっているんです。その人の写真も持参しましたの?」

その時、ようやく、しばらくぶりの出来事だったんですが、「またか」と理解出来ました。 
6年前に開業したときに、何回か、同じパターンで来店される方がありました。

実は、ここ(事務所)は、以前は探偵事務所(興信所)だったんですね。(住所・電話も同じ)
浮気調査等がメインだったのでしょうか?
よく、蒸発した旦那さんや逃げた奥さんを探して欲しいと来店やら電話がありました。
しばらく、なかったので忘れかけていたのですが。 
 
「え!?何か、お間違いではないですか? ここは、不動産屋なんですよ。」

お互い状況が把握できたようで、謝罪もされて、せかっく、コーヒーもいれたので、
少し、雑談してしまいました。
(*福島から来ているらしく、用が無いからとすぐに追い返すわけにはいかない気分に
なりました。けして、鼻の下がビロ~ンと伸びたわけではありません。) 

夕方近い時間だったせいもあったのか、結構に打ち解けてお話をする貴婦人だったのですが、

ここで、雑談の内容をしゃべっても誰にもご迷惑はかからない(無害)と思いますので・・・下記です。
 
結局は、お付き合いをしている人(彼氏?)がいなくなったので、福島にいる彼氏(旦那さん?)に
内緒で、人探しをしているらしいです。福島にいる彼氏(旦那さん?) は、ある程度の年齢で、
枯れ木同然だそうです。今回のコロナ禍で、職も危ないかもしれないそうで、私(貴婦人)が優しく包んであげる
とまでは、良かったのですが、彼氏(旦那?)が会社を退職する前にアパートかマンションなどの投資用の不動産を購入させて、彼氏(旦那さん?)に同時に生命保険に入ってもらえば、どうなるのか?など・・・・ 
なんのこっちゃ・・・そんなことばかり、聞いてきました。
この方は、以前に探していた人も、別の男性(違う彼氏)なのでしょうか? 

もちろん、弊社は協力はできないでしょうし、本気で相談を受けることもないと思います。

綺麗な方々が、みなさん同じように考えているなんて、微塵も思っていません。

が、なぜか、枯れ木のような私は、妖艶の中でゾ~とする怖いような瞬間でした。 
 
また、くだらないことをアップしてしまいました。が何人かの読者の方から、連載の続きは
どうなったのかと催促の電話をいただきました。読者がいたなんて!!・・・ありがとうございます。
(こんなくだらないブログを読んでくれていた人がいたなんて、驚き半分、感謝半分の気分です。
 でも、無用の用で何か役に立つこともあると思います。真面目にやります。今後ともよろしく
お願い致します。) 前回の連載とは、これ  宇都宮で不動産を通して富と幸福を掴む方法                
 今しばらく、お待ちください。(タイピングが苦手です。これも2本の指でやッと打ってます。)

 
 
                 byエステート丙(ひのえ)since 2014 
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