※本記事は当時の状況を記録した日記です。制度・状況は現在とは異なる場合があります。
国道4号の異変と非常事態宣言の記憶
物件調査で、午前中に市役所で調べた事項が何かおかしいと思い、 もう1度、水道局に裏をとりに向かう途中でした。
非常事態宣言が出るとニュースで聞いていた影響か? 夕方、コンビニ・牛丼屋でも車がほとんどない。
その瞬間、10年前の東日本大震災を思い出しました。
境い目の瞬間
あの時、私は会社で、テーブルの上のポットが1回転して倒れました。 外では電柱が大きく揺れていました。
「何か大きな変化があった」
震災の3日前に、中古住宅の契約をしていました。 鬼怒川から東側は被害が大きく、屋根瓦・壁のクラック・傾きなど。
契約時の状態とは異なる場合、どうするのか?
不動産売買契約の条文
宅建協会の契約書では、こうなっています。
| 本物件引渡し前に天災等で滅失した場合、買主は契約を解除できる。 |
| 毀損した場合、売主は修復して引渡す。 |
| 修復が困難・過大な費用の場合は解除できる。 |
| 解除の場合、受領済み金銭は無利息で返還する。 |
当時の案件では、軽度のクラックのみで修復対応。無事解決。
今回(非常事態宣言)の不安は「経済」
物件そのものの損傷はないでしょう。 心配は先行きの経済。
ただ、日本はロックダウンには至っていない。 世界最大級の支援策を発表。
乗るしかない と感じました。
震災時の決断
友人の業者さんは、震災5日前に土地仕入契約。 放射能ニュース連日、買うか?やめるか?
最終的に購入し、1年後には完売。
ただ、その間は眠れなかったそうです。
災難は過ぎるのを祈って、忍耐あるのみ。
「国は大丈夫か?」
大丈夫です。 日本には、もともと金がある。
外貨準備、黒字の話ではなく、 2000年以上続いている国の蓄積
- 幕末に一部持っていかれた
- 戦後復興で使われた
- 海外の宮殿を飾る金
それでも、まだある。
ここ(日本)で暮らしている限り、守られると信じています。
by エステート丙(ひのえ) since 2014
