【高く売るにはコツがある】相続不動産の価値を最大化する5つの準備とは?|後悔しないための売却術

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2024年10月10日

【高く売るにはコツがある】相続不動産の価値を最大化する5つの準備とは?|後悔しないための売却術

相続した不動産、どうする? 連載企画全11話 【第9話】

高く売るにはコツがある】相続不動産の価値を最大化する5つの準備とは?|後悔しないための売却術
 


【まず不動産の価値を知る】

「親の家を相続したけど、売るなら少しでも高く売りたい」
「空き家を安く買い叩かれたくない」
そう思うのは当然です。

でも実は、不動産の“価値”は、売る前の準備で大きく変わるのをご存じでしょうか?

今回は、相続不動産の売却で後悔しないために、
**「価値を最大化する5つの準備」**をご紹介します。
 


◆ ① 境界をはっきりさせておく

土地の売却では、境界が不明確=買い手の不安材料になります。
測量図がない、隣地との境が曖昧な場合、トラブルになりやすく、価格交渉の材料にもされます。

【対策】

  • 境界杭の有無を確認

  • 境界確認書や測量図がなければ「境界確定測量」を検討

  • 費用は数十万円前後だが、高く売れる可能性が上がる
     


◆ ② 建物の状態をチェック&最低限の清掃を

古家付きで売る場合でも、内外の印象は大切です。
ホコリまみれ、虫の死骸だらけ、物が散乱…では見学者に良い印象は与えられません。

【対策】

  • 室内の簡易清掃(業者依頼なら2万~5万円程度)

  • 雨漏り・傾き・シロアリなどの状態確認

  • ゴミや不要物は処分しておく(残置物処理)
     


◆ ③ 必要書類を事前に揃えておく

売却直前で「書類が足りない」と慌てると、タイミングを逃すことも。
また、事前に用意できていると、“しっかり管理されている不動産”という安心感を与えられます。

【チェック書類】

  • 登記簿謄本・固定資産税納税通知書

  • 建築確認書・図面・境界確認書類など(あれば)
     


◆ ④ 「この物件、誰に売るか?」を考えておく

売却の成功は「誰に売るか(ターゲット)」で決まります。

  • リフォームして住みたいファミリー?

  • 建て替えたい人?

  • 投資目的の人?

  • 古民家好き? 空き家再生団体?

【対策】

  • 物件の特徴に合ったターゲットを不動産会社と共有

  • 売却広告もターゲットに合わせてアレンジできる
     


◆ ⑤ 地元に強い不動産会社と組む

相続不動産の売却では、「ネット掲載だけ」では売れにくい物件も多数あります。
特に地方の空き家などは、地元ネットワーク・自治体情報・地域特性を熟知した業者選びが重要です。

【チェックポイント】

  • 過去の成約実績

  • 空き家や古家売却の経験

  • 相続不動産の相談に慣れているか
     


【まとめ】

相続不動産の売却は、思いつきで始めると「安く手放す」「トラブルになる」という結果になりがちです。
でも、少しの準備と工夫で、

  • 高く売れる

  • 早く売れる

  • 安心して引き渡せる

という結果につながります。

**“資産として価値を最大化する”**ために、
売却前の5つの準備、ぜひ実践してみてください。
 


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🛑【次回予告】
次回は、「親が残してくれた家を賃貸にできる?|売却しない“活かす相続”の選択肢」をお届けします。
売らずに“残す”という選択肢を検討する方のための内容です。 
 
 

🔍 連載記事一覧(各話へのリンク
 

第1話| 遺言とエンディングノートの違いとは? 
 
第2話| 家族の想いとすれ違いが招く相続トラブル 

第3話| 親名義のままでは売れない!相続登記の基本  

第4話| 共有名義の落とし穴|“誰も動けない”状態とは? 

第5話| 空き家を放置するとどうなる?法的・税的リスク  

第6話| 相続不動産を売却するには?手順と必要書類 

第7話| 登記されていない建物は売れない!? 見落とし注意点 

第8話| 親の想いを残す売却の方法|心の整理と向き合い方 

第9話| 高く・早く売るためにやっておくべき5つの準備 

第10話| 売らずに貸す?空き家を“活かす”という選択肢 

第11話|残す・活かす・手放す…判断のための最終整理


 
 

                  エステート丙(ひのえ)since 2014 

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